【(株)IDホールディングス(4709) 個人投資家向けIR説明会参加メモ】

開催日: 2019年9月20日
プレゼンター: (株)IDホールディングス 船越 代表取締役社長
主催: 日本証券アナリスト協会(大阪)

同社の船越社長のお話を聞かせていただくのは約1年ぶり、2回目である。

前回お話を聞いた時は会社名がまだ(株)インフォメーション・ディベロップメントであり、その後若手登用と次世代経営層の育成の観点から会社をホールディング制に改組したとのこと。

同社長のお話は、なかなか活気があり聞いている人を飽きさせず、人気はあると思うのだが、毎回聞き終わってみると、今一つ事業内容の動向や中身までは理解がおよばないのである。

ITやソフトウェア開発などは中身が多岐に渡り個々に細かい話をしてもしょうがない、というお考えもあるのだろうし、実際話を聞けたとしても分からないことだらけではあるだろうが、同じ業界でもNTTデータや伊藤忠テクノ、野村総研など、それぞれ工夫をこらして具体例を交えながらなるべくかみ砕いて説明する、という努力は感じられる。

確か前回同社の説明会に参加させていただいた時は、同社はフィンティック革命のど真ん中にいて今後が期待できる、このような話の趣旨が記憶に残っているが、今回はシステムの裏方、セキュリティー保守が同社の本丸であり、この分野は今後ますます需要の拡大が予想される、こんなメッセージを感じ取った。

大手銀行一角の大規模システム移管が終了して、売上の伸長はひと段落すること、AIやサイバーセキュリティ―などの最先端の知識を有する人材獲得のためには海外人材の確保が必須なこと、システム運営管理などのストックビジネスが6~7割と業績の安定に寄与していること、障害者雇用促進を目的に野菜栽培の専門会社を設立していること、などが特記事項。


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