原料米雄町の実力
今風な瓶のラベルとパッケージも増えてきている現在、このレトロなラベルも逆に好感が持てます。ラベルの【燦然】のロゴの横には小さく「光輝如日昇」と書かれている。江戸から明治に世の中が変わってまもなく創業されたこの酒蔵の気概と時代の息吹を感じさせてくれます。
全生産量の大部分が岡山県で作られるという「雄町」を使用してガップリ正面からお酒を造るとこうなるのかなと思わせてくれる、しっかりとした、芯のあるお酒です。でもそれでいて決して雑然さや暴れた要素はおさえられていて、変に何かとび出しているようなアンバランスさは感じられません。
口に含んだ時のほどよい甘さもしっかりして、心地よくとろける粘り具合も、料理をあまり選ばずに飲み続けさせてくれるいい塩梅です。
今度は燦然山田錦の純米酒と飲み比べをしてみよう。
岡山県倉敷 菊池酒造
メーカーHPのこのお酒の説明:「雄町の持つ幅のある旨みを引き出した飲み飽きしない純米酒。冷や・ぬる酒でお楽しみください。
原料米: 雄町
精米歩合: 65%
酒蔵様、ありがとうざいます。十分楽しんでおります。
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